YE-SCANについて
YE-SCANはDW-Scan Serviceの後継ソフトとして開発した、USBスキャナの代わりにネットワークスキャナからの画像を効率良くファイリングするためのアプリケーションソフトウェアです。
お知らせ
- Windows Serverでの新規ご契約は終了いたしました。既にご契約済みでご使用中の場合は継続してご使用いただけます。
- セキュリティソフトウエアがインストールされた環境で使用する際の注意事項
更新情報
大変お手数ですが更新日時以前にインストールされたお客様は最新のインストーラをダウンロードして頂いて更新インストールを行なってください。
更新インストールは現在のバージョンをアンインストールしないで、新しいインストーラを実行するだけで行えます。
2024-01-19 更新
- ApeosWideからのスキャンファイルを複数ためてからYE-SCANで読み取り開始する場合、スキャンした順番に読み取らない場合がある。
- [原因]
- スキャンファイルをファイル名の順番で読み取りをしていた為。
- [対策]
- スキャンファイルの更新日時が古い順番に読み取るように修正しました。
2023-03-31 更新
- YE-SCANで読み取り開始すると、A0サイズが認識されず任意サイズになる。
- [原因]
- A0サイズの横の判定に不具合がありました。
- [対策]
- A0サイズの横の判定を修正しました。
- サイズ別回転指定で任意サイズを270°に設定すると他のサイズも回転してしまう。
- [原因]
- 任意サイズが無し以外に設定されていると、他のサイズも同じ回転をしてしまう不具合がありました。
- [対策]
- 任意サイズが設定されていても、他のサイズに影響がないように修正しました。
2023-03-01 更新
- 読み取り設定の任意サイズ回転を指定しても、長尺などの不定形サイズの場合にプレビュー画面や保存時に指定通りに自動回転しない。
- [原因]
- 不定形サイズの回転処理判定の不具合。
- [対策]
- 不定形サイズでも回転を行う処理を追加。
2022-05-26 更新
- CSV連携KIT使用時、最後の画像ファイルがスキャン読み取りフォルダに残ったままになる。読み取り後バックアップを残す指定にしてもBackupフォルダに移動されない。
- [原因]
- CSV連携KIT時の読み取り後処理に不具合があるため。
- [対策]
- 該当箇所の不具合を修正しました。CSV連携KITをお使いの方は本体側のインストーラで更新してください。
2022-01-07 更新
- LPR出力がされない場合がある。
- [原因]
- 新規読み取り設定を作成後、プレビューなしで読み取り開始を行うと、スキャン保存1枚目のLPRが出力されない不具合のため。
1枚目をプレビューしてから保存する場合は発生しません。 - LPR残りがある状態でYE-SCANを終了すると残りのLPRが破棄される仕様であったため。
- [対策]
- 新規読み取り設定を使用し、プレビューなしで開始した際にLPR出力可否の判定が正しく行えていない処理を修正しました。
- YE-SCAN終了時にLPR残りを出力するかどうかの問合せを行い、LPR残りを全て出力するまで終了させない処理を追加しました。
- LPR出力がスキャンした順と異なる場合がある。
- [原因]
- 読み取り先フォルダからTIFFファイルを取り出す際に、フォルダ内の全てのファイルを正しく抽出できな場合がある不具合のため。
特定のファイル数やファイル名に依って取り出す順番がずれることがありました。
このため、スキャン順と違ったバラバラでLPRされてしまう結果を招いておりました。 - [対策]
- 読み取り先フォルダから複数のファイルを取り出す場合の処理を改修いたしました。
- スキャン保存先がネットワーク共有の場合、読み取り開始時に毎回ログインダイアログが表示される場合がある。
- [対策]
- ネットワーク共有へのログイン処理を改善しました。
FAQ
- DW-Scanシリーズからのバージョンアップはできますか?
- バージョンアップはできません。
- DW-Scanシリーズ用のCSV連携キットを持っていますが、YE-SCANにそのまま使えますか?
- ライセンスが別になりますので、YE-SCAN専用のCSV連携KITをお使いください。
- USBドングルが認識しません
- 以下をお試し頂き、解消しない場合はWebフォームからお問い合わせください。
1)ドングルを別のUSBポートに差し替えてみてください。USBポートを監視するセキュリティソフトが導入されている場合は管理者にお問い合わせしてください。
2)YE-Scanを一旦アンインストールしてから、もう一度インストールを行ってみてください。
- 読み取り先フォルダーに、スキャンデータが保存されません。
- セキュリティソフトウェアで保護がかかっている場合や、保存先フォルダの書き込み権限などが不足している場合があります。お客様のPCや保存先フォルダの管理者にお問い合わせしてください。
- スキャン&コピーはできますか?
- スキャン&コピーはデバイスの機能を使用するものですのでYE -Scanにはその機能がありません。代替手段としてLPRプリントで補える場合があリます。
- YE-SCANの動作がおかしいです。問い合わせ先を教えてください。
- お問い合わせは左メニューのお問い合わせからWebフォームでお願い致します。
- 最新版Windowsの対応状況はどうなっていますか?
- 弊社ではWindowsの新しいバージョンがリリースされる度に動作検証を行っており、2023-12-18現在以下のOSの動作検証が完了しております。
[クライアントOS]
Windows 11 Pro 23H2
Windows 10 Pro 22H2
[サーバーOS]
Windows Server 2016
Windows Server 2019
Windows Server 2022
※各サーバーOSでの新規ご契約は終了いたしました。
- ウィルススキャンソフトとの相性はありますか?
- ウイルススキャンソフトとの干渉は導入当初は問題なくてもウイルスのデータベース更新などのタイミングで突然干渉する場合があります。必ず除外設定を行ってください。Windows Defenderの場合はYE-Scanインストール時に自動的に除外設定が行われますので設定は不要です。
- 購入前に試用する体験版はあるでしょうか?
- 申し訳ありませんが体験版はありません。
- ライセンス形態について教えてください。ユーザライセンス、端末ラインセンス等
- YE-Scanはライセンスドングルを装着したPCでしか稼働できません。同時に稼働が必要な数分ライセンスをご購入願います。
- 必要最小(推奨)スペックを教えてください。
- 対応OS:
Windows 11 Pro
Windows 10 Pro(x86,x64)
Windows 10 Enterprise(x86,x64)
Windows Server 2016
Windows Server 2019
Windows Server 2022
ハードディスク:インストールに60MB程度
メモリ:8GB以上
※フルカラーA0を扱う場合64ビットOS 16GB以上の実装メモリ
※各サーバーOSでの新規ご契約は終了いたしました。
- YE-SCANとはどのような製品ですか?
- YE-SCANはDW-Scan Serviceの後継ソフトとして開発した、USBスキャナの代わりにネットワークスキャナからの画像を効率良くファイリングするためのアプリケーションソフトウェアです。
- 推奨システム構成を教えてください。
- 推奨スキャナ:ApeosWide 6050 / 3030
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 広幅複合機
- DW-Scanとの違いについて
- DW-Scanの場合はPCからスキャン開始の指示をしてから原稿をスキャンします。
YE-SCANの場合は、Apeos Wideでスキャン開始して所定のフォルダに保存する作業を行い、
YE-SCANの取り込み開始指示でApeos Wideで保存したフォルダから取り込み開始を指示する流れになります。
- DW-Scanシリーズとの共存は可能ですか。
- 1台のPCにDW-ScanとYE-SCAN両方をインストールしても問題ありません。
ただし、どちらかをアンインストールすると共通で使用しているモジュールが 機能しなくなるため、引き続き利用されるDW-ScanまたはYE-SCANの再インストールが必要です。
- ライセンスの更新について
- 1)有効期限が80日以下になったらYE-SCANの起動時にアナウンスが表示されるようになります。
2)富士フィルム営業担当者にご連絡して頂き契約の継続を行います。
3)弊社から有効期限を更新した新しいドングルをご指定場所に送付致します。
4)お手数ですが古いドングルを弊社宛までご返却をお願い致します。
- ライセンスドングルはUSBポートが書き込み禁止されている場合でも使用可能ですか
- Microsoftオフィシャルの方法でUSBポートが書き込み禁止になっている場合であれば、YE-SCANは使用可能です。
(1)レジストリキーによる設定
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\
StorageDevicePolicies]
"WriteProtect"=dword:00000001
(2)グループポリシーによる設定
コンピューターの構成\管理用テンプレート\システム\リムーバブル記憶域へのアクセス
リムーバブルディスク:書き込みアクセス権の拒否を「有効」に設定
これら以外のセキュリティツールなどでUSBポートを管理している場合は、お客様のシステム管理者にお問合せください。
- 新しいPCにYE-SCANを入れ替える方法について
- ・YE-SCANアプリケーションの入れ替えは新しいPCにインストールを行い、ドングルを差し替えることで完了します。
・読み取り設定ファイル(.yescan)は、元のPCからファイルをコピーするだけです。
・LPRの設定については、以下の手順でレジストリをコピーします。
(1)Windowsの「名前を指定して実行」を選び、REGEDIT.EXEを実行します。(実行には管理者権限が必要になります)
(2)以下のレジストリキーを右クリックして「エクスポート」を選び、Win9x/NT登録ファイル形式で保存します。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\YouthEngineering\YE-SCAN v1.0\FTP_SERVERS
(3)上記保存した.regファイルを新しいPCにコピーし、そのファイルをダブルクリックすればLPRの設定がコピーされます。
- YE-SCANが起動しない
- セキュリティソフトウエアが起動を妨げている可能性が有ります。
次を参照してください。
セキュリティソフトウエアがインストールされた環境で、当社製品のスキャンニングソフトウエアをお使いのお客さまへ
- 一度原稿をスキャンしただけで画質調整を繰り返し行えますか。
- YE-SCANはDW-Scanシリーズ同様に粒状のごみ取りと傾き補正する機能は持っていますが、ApeosWideなどスキャナの画質調整を行う機能を持っていないので、スキャナ側で画質調整を行う必要があります。
ダウンロード
お手数ですが以下のフォームに必要事項をご記入の上、
ダウンロードボタンを押してください
Google Chrome のご使用に関して
インストーラファイルのダウンロードの際に、
「一般的にダウンロードされているファイルではなく、危害を及ぼす可能性があります。」
の表示が出る場合がありますが、「破棄」をクリックしないで「∧」マークをクリックして「継続」を選択してください。
以下のような対策を行なっており、安全なファイルとしてダウンロードできます。
個人情報の取り扱いに関して
当社は、個人情報保護の重要性を認識し、人権尊重の理念の下、以下の方針に基づき個人情報の保護に努めます。
お問い合わせ
お手数ですが以下のフォームに必要事項をご記入の上、
送信ボタンを押してください
個人情報の取り扱いに関して
当社は、個人情報保護の重要性を認識し、人権尊重の理念の下、以下の方針に基づき個人情報の保護に努めます。
YE-HRについて
YE-HRはYE-SCANのサブスクリプションライセンスで使用できる追加ソフトウェアです。
YE-SCANなどで解像度を落として保存した図面などの画像を超解像処理で600dpiに変換して印刷できます。
ダウンロードフォームでYE-HRのシリアル番号を入力するとインストーラがダウンロードできます。また、一つのシリアル番号でYE-SCANをインストールしている複数のPCで使用できます。取扱説明書は取扱説明書フォームでダウンロードできます。
動作環境
GPU | NVIDIA社GeForceシリーズ ※ CUDAが動作すること |
---|---|
メモリ | 32GB 以上 |
ハードディスク | インストール領域 約1.2GB , 作業領域 約2GB |
OS | Windows11 , Windows10 x64(64bit) |
対象画像フォーマット
ファイル形式 | TIFF(マルチページは対象外) , JPEG |
---|---|
色数 | グレー256色 , 24ビット色 ※ 白黒(2値)は印刷できますが超解像処理の効果がありません |
お知らせ