製品には、メーカーの想いが込められています。
エンジニア、プランナー、デザイナー、マーケッター。関わった全てのスタッフの知恵と技術の結晶です。

そして、それらの想いは、ユーザーにきちんと使ってもらって初めて結実します。
「出荷したら終わり」ではなく、しっかりと使ってもらい、満足してもらうところまでがものづくり。昔も今も変わらない、メーカーの仕事です。

直接話すことのできないエンドユーザーひとりひとりに、メーカーからのメッセージを確実に届ける唯一の手段が、マニュアル・取扱説明書です。
マニュアルのわかりにくさのせいで製品が真価を発揮できなければ、ユーザーの満足を得ることはできません。
業務用の機器では、社内負荷の増大により業務に悪影響を及ぼしたり、重大な事故につながったりするリスクを増やすことにもなりかねません。

マニュアルを、いかに「読みやすい」「理解しやすい」ものにするかは、メーカーの仕事をきちんと完結させるための最終ミッションなのです。