制御システム部の仕事
FA分野での制御システムの開発
装置システム部と一体となって、様々な産業機械をワンストップで製作
制御システム部の業務は、大きく2つに分けられます。
もうひとつは、いくつも機器が連携するFAの分野で、プラントの製造監視制御、上下水道の監視制御等の制御システムの開発を行っています。
私たちの機械が動くのは、半導体・航空・エネルギー等、日本のものづくりをリードする大手企業の工場であり、先進的な機能と極めて厳密な動作が求められます。
さらに、技術革新のスピードが速まる中で、即応性やコスト面での要求にも応えていかなければなりません。
求める機能を低コストかつ短期間で実現すること。それは、全てのクライアントの理想です。しかし、その全てを同時に実現するのは、当然簡単なことではありません。
これらの相反するニーズを実現するために、私たちが得意とするのが、既存の制御関連商品の組み合わせによるシステム構築です。
PLC、各種センサー、スイッチ等の部材商品の知識により、最適な組み合わせの選択が可能となり、ある事例では、それまでの1/3の価格で機能的にも進化した制御システムを構築しました。
30年以上の経験の中で蓄積した独自のノウハウと、様々な業種にまたがる装置製作で鍛えられた柔軟性。それらが、私たちの高い課題解決力を支え、先進的なものづくり企業の重要なパートナーという評価と信頼を確かなものとしています。
部署の概要
- 業務内容
- 産業用機械の設計・製造
- 事業所
- 黒島工場、松山営業所
- 構成部署
- 機械技術課、製造課、装置システム営業課、黒島工場調達課
- 人員数
- 30名
求める人材
それが楽しいと思えること、それがエンジニアに求められる一番の資質
それが楽しいと思えること、それがエンジニアに求められる一番の資質になります。まだ見ぬ動き作り出すということは、空間と時間という4次元的なイメージを形にしてゆく、クリエイティブ性の高い仕事です。
機械工学系の学部で学んできた皆さんはもちろん、サークル活動でロボットに携わった方、ホビー分野の趣味に没頭したことのある方にとっては、取り掛かりやすい業種と言えるでしょう。
新しいセンシング技術の登場、通信ネットワークを活用した大規模な制御システムの導入等によって、これまでできなかったことが次々と実現できるようになってきました。
それらの新しい技術を研究し、自分の設計の中に取り入れ、お客様と直接コミュニケーションしながら、求める動きを作り出してゆくことは、制御エンジニアの大きな喜びのひとつであり、一生の仕事として続けてゆく価値のあるものです。
好奇心と想像力を、思い切り爆発させてください
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中途採用募集要項社員インタビュー
- 装置システム部
- 制御システム課
- 森本
- キャリア入社
- 入社3年目 30歳
- 機械・工学系専攻
―現在のお仕事内容を教えてください。
どんな工場設備でも、生産性や品質等の向上が大きなテーマで、それを実現するために、色々な機械を連携してきちんと制御しなければいけません。
扱う機器は色々な業種に及んでいて、それぞれに違った動作が要求されますから、ひとつひとつ専用の制御システムを作っています。
―この会社にはどのような経緯で来られたんですか?
前職は、FAの制御も含め、今と近い仕事だったんですが、そんなに積極的に転職しようと思っていたわけじゃないんです。
ふと思いついて転職サイトに登録だけして、放置していたら、忘れた頃に連絡があって、「ああ、そういえば登録したな」と(笑)。
で、そこでユースエンジニアリングの情報を調べてみたら、ホームページには具体的な情報が何も載っていなくて、これは話を聞いてみないことには判断できないとなって、面談することにしました。
―面談してみて、転職を決めた決め手は?
機械を作っているというのがポイントでしたね。
前職の仕事内容は、修理が中心でしたし、制御機器の中で唯一経験していなかったサーボ制御ができるというのが、決め手になりました。
エンジニアとしては、未知の分野というのはやっぱり魅力ありますから。
―ユースエンジニアリングに入社して3年経ったわけですが、居心地はいかがですか?
入社するときに「馴染めればいいかなあ」くらいのユルい気持ちだったんですが、何の問題もなく馴染めました(笑)。年齢的なところも含めて壁がないし、出張に行った夜はただの飲み友達化するし、居心地はとてもいいですよ。
―技術面での情報共有はいかがでしょう?
お客さんごとに要求も様々で、使う技術も違います。他のメンバーがどんなやり方をしているのか気になったら、すぐに質問しちゃいますね。僕も含めてですが、聞かれた方は特に「俺のノウハウだ」って隠すようなことはありません。
技術話は楽しいので、折に触れてやってます。「ノウハウの共有」とか力んでやるまでもなく、そのあたりは自然にできている感じですね。
―部として今後目指す方向はどのようなものでしょうか?
上司からは、今まで使ったことのない設備を取り入れた制御のシステムを売りにできないかという話を聞いています。
新しいセンシング機能を活用した制御や、サーボ系のシステムでもその先にあるメカニカルな部分、例えば制震・免震といった機能まで領域を拡げて、制御ノウハウを磨いていければいいと思います。
それから、これからのロボットの制御などでは、AIは切っても切れない分野ですから、そのあたりの動向も注視しています。
―個人的には、今後どのような仕事をやってみたいですか?
そうですね、いっぱいモノがついたチャグチャしたシステムの制御をやってみたいですね(笑)。ワークに対しアクチュエーターのアクセス回数が多かったりする、制御的に複雑なやることのいっぱいある機械とか。
高いハードルは挑戦しがいがありますし、それを超えることは確実なスキルアップにつながりますからね。